男のパパ活 堀北と!ドキドキシャワー全開!
宮沢は頭がいい。おれを先に浴室にぶち込んでおいて自分は後から入ってきて、振り向かないで。と言った。やらしすぎるだろ!!
ええけど、なんか背中側におられるとむしろめっちゃ興奮するわ。振り向いたらあかんねやろ。
だって電気消せないもん。さすがに。
消したらええやん。真っ暗のシャワーとかめっちゃエロいやん。
エロいって、、。奥村君小学生みたいになってるよ。あ、でも、これいいかも。
宮沢がおれの背中をボディシャンプーをつけた掌でヌルヌル洗い始めた。背中をこんなふうに洗われたことなどなかったおれは、あまりの気持ちよさにびっくりして声が出た。
あ、あかん!!めっちゃ気持ちいい。
おれは両手を持て余し、最初は腰のあたりに当てていたが、それも疲れてきて頭の上に置いてみた。
その格好エロい。
背中で宮沢が言う。
そう言うお前がエロいわ。あ、あかん、めっちゃ、きもちいい、、あー!
そんなふうに声を出すおれをおちょくってか、宮沢の掌がだんだん前の方に伸びてくる。よく考えたらこいつもまあまあ背が高く、おれと大差ない。相当近づいているのか、宮沢いや堀北の息が首筋にかかる。
おわわわわ!!あかんて!!
ど、どうしたの?
おれが大声をあげたせいで宮沢もびっくりしたようだった。
ご、ごめん、その、お前の指が、ち、、首に、、、
そ、そんなに感じるの??
あかんか。なあ。もうおれ我慢できひんわ。はよ出てベッド行こうや。
それはおれの本心だった。別に金がどうとか、そういうルパン三世みたいなことをそこで考えてる余裕はなかった。宮沢の掌の動きが百戦錬磨の、しかも本場アメリカカリフォルニア仕込みのテクニックの片鱗を覗かせたからだ。おれは西田が瀬戸君に「気持ちいいことしてもらってる」と言ったセリフを思い出した。