男奥村の男のパパ活!

男奥村の成功のパパ活記録

男のパパ活 宮沢という男への興味②

ひとつのベッドで男の宮沢と裸で寝て、抱き合ったり体を撫でたり、そういうことをするようになったのは億単位の金がかかっているから、だけじゃない。何故宮沢はおれみたいなロクでもない男を羨ましいと言い、おれの顔と体で人生やり直したいなどと言うのか、そこに猛烈な興味を感じたからだ。


確かに、おれは自分の生きてきた時間や経験を「誇りに思う」とまでは言わないが「良かったな」くらいには思っている。やり直したいとも思わないし、まして誰か他の人間の人生を羨ましいと思うこともない。すげえなと感心したり尊敬することはあってもな。


おれは宮沢の生々しい生活を何も知らない。知っているのは家具もほとんどなくなった目黒のがらんとした家で、ふたりきりで過ごした宮沢だ。ゲイであることに随分苦しんだり辛い思いをしたそうだが、その時の生々しさをおれは知らないので、どうしてもピンとこない。それより堀北真希にの形の良い唇の艶っぽい桃色や、女の肌と遜色ない繊細な宮沢の肌の感触の方がよほどリアルで現実だ。


なあ、あきら。おれはお前のことが好きやけど、お前みたいになりたいと思うほどお前のことを知らんのよ。もっと知るにはどうしたらええんや。


一緒に、いるしかないんじゃない。


時間が足りんわ。あと2ヶ月やろ。できんとは言わんけどじゅうぶんじゃないやろ。まあ10年一緒におってもじゅうぶんはないやろうけどな。


それ。わかる。だから時間じゃないよ。


時間じゃないとしたら何なん。おれ、人にこんな興味持ったの、生まれて初めてやぞ。エッチした女にもここまで興味持たんかったわ。


リアルだなあ。でもさあ、女が好きなんでしょ?性的には。だったら興味持つもんじゃないの。


もしかしたら興味ってもん自体を知らんかったのかもしれん。人に対する興味な。


人に、興味がなかったってこと?


もしかしたら、やで。友達はようさんおるけどな、こんなふうに自分の内情話すやつとかおらんかったんよ。話すと言えばラグビーの話か、ちょろっと女の話。たいがいラグビーの話やな。


それくらいラグビーに打ち込んできたってことでしょ。それが羨ましい。何か一つに、それ以外のことがどうでもいいと思えるほど打ち込める時間とか人生とか、僕には想像すらできないもん。だから奥村君の顔と体で体験してみたいと思うって言ったんだ。


あ、なんかわかる感じすんで。ほんならおれ、男でありながら男が好きっていう感覚、体験したいわ。いまだにようわからんのよ。同性を愛すって感じ。愛す自体もようわからんけどな。


え、そこ?愛したこと、ないの?


ない。好きやった、くらいの女はいたけどな。なんか浅いわ。その女の気持ちとか、事情とか、どうでも良かったし。ひどい言い方やけど、エッチできればええわって感じやった。


なんだかなあ。でもそれはラグビーに時間やエネルギーをドカンと費やしてるから、ってのもあるんじゃない?そっちに回す気力がなくなってたとか、さ。


そんなことあるかいな。遊びにもいっとったし、海とかにも行く時間くらいはあったし。夜もなんやかんやとほっつき歩くこともあったし。ラグビーは言い訳にはならんわ。多分おれっていう人間がそうなんやと思う。

 

 

男のパパ活 宮沢という男への興味

よく考えると、中学高校大学と、ラグビー漬けの生活をしてきたため、他の色んなことをすっ飛ばしたり、知らないまま学年だけがどんどん上がって行ったような気がする。友達のほとんどがラグビー繋がり。東大生の知り合いなんか、いるはずのない生活だった。


宮沢もまた、そんなおれが知り合うはずのない人間だった。宮沢が日本で通っていた中学高校は東京大学に毎年50人以上合格者を出す屈指の進学校、そして宮沢はハーバードやMITと並ぶ世界のトップレベルの大学を卒業している超秀才だ。どれくらい凄いかなど、おれごときにはわからんレベル。


その宮沢が、おれのことを羨ましいという。できるなら奥村という人間で生き直したいとまで言う、そこのところが一体全体何故なのかをおれは知りたいと思った。だからこうして宮沢と「付き合っている」。


最初は堀北真希に似ている宮沢の顔が気に入り、毎日一緒にいても苦痛じゃないどころか、むしろおれの方が毎日一緒にいたいという気持ちになっていた。ラグビー一色の生活をするうち、おれは誰かとこんなふうに濃厚に過ごすということをしたことがなかった。


他人の心の中の問題や事情に関わろうと思うことなど1回もなかった。だから木崎先輩が高校3年の時に誰と付き合っているとか、どういう関係なのか、とかいうことに関心すら持たなかった。我ながら結構「いびつ」な生活してたなと思う。

 

 

男のパパ活 コロナ時代の稼ぎ方③

8時間もひとところでバイトするなんて死にたいのか。長すぎる。1時間か長くて2時間が限度。しかもその空間にはできるだけ人がいないほうがいい。いても自分ともうひとりだ。


男のパパ活はその両方を満たしている。労働時間は1時間か2時間(2時間は滅多にない)、しかも人数はおれと客のふたりきり。しかもキスだのエッチだのする訳じゃないから、体同士が接触する可能性もない。まあもの好きなおっさんが触らせて欲しいと言ってくることもなくはないが、


必ずPCR陰性の証明書を提示してもらうようにしている。おれも週1でPCRを受けているがずっと陰性。その金も相手が出してくれるからこっちの財布は痛まない。


山口先輩の指示で、否応なしに近く必要性のある時はシールドプラスマスクという方法で99%ブロックできるらしい。藤田保健衛生大学の救急部での統計だ。しかもおれたちの場合、医療じゃないから顔同士を近づけることはない。(PCR陰性どうしならまあ、止めはしないが)


とにかく金持ちはことあるごとにPCR検査をしてくれるから、こっちは安心ちゃ安心。しかも向こうが金出してくれるからこっちも頻回に検査できるというアドバンテージがある。それにしても、おれの周りには客も後輩先輩も陽性になった奴がいないのだが。やっぱガチでトレーニング毎日していると免疫が強くなるのだろうか。

 

男のパパ活 コロナ時代の稼ぎ方②

緊急事態宣言中に飲食店でバイトしている奴がいたなら、そいつのラインは削除してしまおう。理由?知らないのか。


類は友を呼ぶって諺。


似たような考え、似たような行動様式の人間が集まってくるってことだ。似たようなもの同士ならストレスを感じにくいから。楽だから。そうすると、コロナ感染リスクの高い奴の周りには同じようにリスクの高い奴が集まる。こうして世の中はコロナで確実に二極化していくんだ。感染しやすい生活をしている人と、自制自粛が効いている人。


体育会だからといって感染リスクが低いとは言えない。アルコールがダメだ。アルコールは喉の粘膜にダメージを与えるので感染しやすくなる。宅飲みならいいだろ、とか言って、寮の中で酒飲んでる奴がいたら奥村はぶっ飛ばすようにしている。クラスターにしてえのか!ってな。バーベーキューなんてもってのほかだぞ。川だろうが屋上だろうが持ってのほか。


寮で個室があてがわれている奴はいいが、そうじゃない奴は、山口先輩の所有するアジトを使わせるようにしている。寝る空間に4人とかいるのはダメだ。寝ている時はマスクも外すし、そもそもマスクは「ウイルスを貰う方をブロックするものではない」。ひとりで寝るのが一番だ。


男のパパ活をやってると、たまたま客が寮の近くに住んでいたりするから何かと便利。いろいろ助けてもらえるし、部屋も使わせてもらえる。寮で大部屋で寝ているなどと言おうものなら、すぐに個室を用意してくれるのが富裕層の客ってもんだ。

 

 

男のパパ活 コロナ時代の稼ぎ方

コロナの前と真っ最中の今では産業構造に激変が生じている。それまで好調だった企業がたちまち赤字を膨らませ見るも無残な状態に陥っている。過去最高赤字のJALANAを国は支援できるのだろうか。一方、アマゾンを代表格とする巣篭消費系は大繁盛、過去最高益を記録している企業がボンボン出ている。


『センズリで稼ぐ方法①』自分がしこってる姿を他人に見せることで金を稼いでいる人は意外とたくさんいます。そういう掲示板もあるくらいですから。つまり需要と供給が成り立っている、これはもう… ameblo.jp


この状況下で、これまでと同じ仕事やバイトをやろうなんて大学生がいたら、体育会ラグビー部の奥村にすらバカにされるぞ。去年から山口先輩に習ってサーフィンを始めた奥村だが、ビーチや波の状態で使用するボードや乗り方を変えるのは「当たり前」だそうだ。


状況が変われば対応を変えるのは当たり前。


ラグビーの試合じゃ、まさに、このことを毎回経験するから嫌でも覚えてしまう。


コロナ時代の稼ぎ方で最も大事なのは「接触する人数を激減させること」だ。飲食店とかで不特定多数に「いらっしゃい!」とか言ってる場合じゃない。いちいち客のところに近づいてオーダー取らなきゃいけないような店は、自分の方から辞めてやると思わないのが不思議だ。


そしてもっと大事なのは感染リスクの低い人を相手にする仕事を選ぶということだ。健康への意識が高く、日々のトレーニングを欠かさず、食事の内容は勿論、食事の仕方も医学的根拠のある方法を採用している人だ。アホみたいに腹一杯食ってはすぐ横になりスマホ弄る、みたいな真似を絶対しない人たちってことだ。勿論、ちゃんと自粛自制した生活をしている人たち。


もう我慢できない!とか言って居酒屋に来てはマスクを外し、大はしゃぎで飲んでるようなオッサンを相手にしている場合じゃないってことだ。


これらのことから、コロナ時代の稼ぎ方の選択のひとつに「男のパパ活」を推奨する。1回10万円以上払えるような人たちというのは、上に挙げた条件を全部満たしている。

 

男のパパ活 金が無いのに何故パパ活やらへんの

ブログの最初に書いた通り、男のパパ活は法律的にもノープロブレム。女のパパ活は売春だ。法律的にノープロブレムということは、あとは個人の価値観の問題っていうことになりますな。


時給1300円で1日10時間働き、1ヶ月休みなしで30日働くと、39万円。税金引かれて30万くらいか。1日10時間労働ってキツいはずやけど、30日丸々ってのはもっとキツいよな。連続30日働くんやで。おれは嫌やわ。


一方、パパ活。金持ちひとり捕まえれば、1回1ー2時間で最低10万円。月4回で40万円。税引なし。


どうよ。どっち選ぶ?これ悩む人おんの?え?親に言えない?


言うたらええやん。なんで言われへんの。そもそもなんで親に言わなあかんか分からへんけどな。


え?友達に知られたくない?


言わんかったらええやん。なんでいちいち言わなあかんの。友達に支配されとるんか。いちいち報告せえ、言われてますのんか。


まさかまだ今更、有名企業大企業言うてんのちゃいますよな。そんなん言うてたらラグビー部の奥村に笑われまっせ。いつの時代の話や言うて。


自力で稼がれへんくてええの。ずーっと会社に雇われな月1万円すら自力で稼がれへん自分放っといてほんまにええのん?そっちの方がよほど怖いんちゃいます?おれはそっちが嫌やわ。自分で稼がれへん方が、気持ち悪いわ。


それに、何度も言いますけど、感染、まだまだ収まらしませんよ。飲食でバイトとかほんまに非国民すわ。今日も駅前の居酒屋パンパンですけど。どっかのおっさんがタバコぷー!蒸しとりましたわ。

 

 

 

男のパパ活 ラグビーの理由はやっぱり先輩

ラグビーしよる理由、もう1個あったわ。木崎先輩よ。おれが高校1年の時の2年、1個上の。おれがビビるくらい「やんちゃな」先輩やったわ。けど、何故かおれには優しかった。


たまーに、遊びに行ったりしとった。先輩んちに。おれんちはおとんがやんちゃやったからね、友だち呼ぶとか、そんな感じやなかったんよ。爺ちゃんちに避難せなあかんくらいやったから。


もちろん、高校になった頃はおとんもそんな「怖い」存在ではなくなっとったからね、その頃から、よう話すようにもなっとった。おとんもちょっとは変わったんかもしれん。


でもまあ、先輩が、なんしかいろいろ面倒みてくれよってん。練習行くんが楽しかった。せやからラグビーやめずに続けとったんやと思う。全国いくとか、優勝するとか、そういうことも理由にはなっとったかもしれんけど、先輩の存在よりは下やったような気がするな。


おれに足りんかったのは「勝ちたい」という気持ちやと先輩に指摘された時は、ほんまその通りやと思った。


その頃のおれは、何故か、上手いと言われることや、レギュラーになることが大事やった。そこが、少々違っとって、先輩の目にはちゃんと映っとったんやね。


1回先輩んちに呼ばれて、その日は泊まることになってん。で、寝るときに、先輩と並んで寝よったら、


「おれは勝ちたいんや」


と先輩がボソッと言った。


はい。


おれが言うたのはそれ。「はい」ってなんやねん。


「勝って卒業したい。力、貸してくれ」


あの怖い先輩が、「力貸してくれ」って、おれに言うてくれたんよ。それでわかったわ。おれに足りんかったもんが「勝ちたい」気持ちやったってこと。


怒鳴るんでも叱るんでもなく、「頼む」と言って教えてくれたんよ。