男のパパ活 長年の感謝をこめたおれの左手
その時のおれの左手は先輩への感謝に満ちていた自信がある。これまで世話になった全ての世話にお礼を込めたおれの無骨な指一本一本が、先輩の長く鍛えまくってきた尊敬の分厚い背筋にグリグリ食い込んでいく。
奥村、、やばいで、、
先輩がおれの耳たぶに舌をくっつけ、伝えてきた。
わかってます。先輩、それでも耐えてください。ええすか。先輩が堪えるところが、価値なんす。
ああ、おくむら、、気持ちええわ、ああ、、
先輩はぶっとい2本の太ももをがっつり開き、おれの右手に合わせて腰を動かしている。互いの動きを決して邪魔しない、息ぴたりの動きだった。
おれも気持ちいいす、ほんまに、せんぱい、、
おれの腰のあたりにしがみついていた先輩の両手が突然、おれの背中に回され、すごい力で抱きしめられた。多分、くる!おれはちょっと身構えた。
おくむら、、
先輩は何かを言おうとしたんだろう。でもその前に、おれの口の中に入ってきやがった。やったぞ!さすが先輩!合格や。
先輩、、
おくむら、ああ、ああ、おくむら、、
先輩は腰をグイグイおれに押し付け両腕の力をじりじり上昇させてくる。まるで大蛇が獲物を絞め殺すようにじりじりと確実に力のボルテージが上がっている。もうええっす、ここまででええっす!などととても言える状態じゃないと思った。そんなことを言ったら確実にぶん殴られる。先輩はそういう男だ。くっそ、おれはどうしたらええんや。
ああ、あかん、もうあかん、、
せんぱい、あかんすよ、まだまだあかんすよ、
はあ、はあ、おく、むら、、たのむ、あかん、ああ、、