男のパパ活 美人妻のいるゲイ！
戸山公園から歩いてすぐのタワマンがオッサンの棲家だった。なるほどな。エレベーターホールはだだっ広く、エレベーターも６機あった。デカすぎだろ。オッサンの部屋は２５階だった。
部屋に入るなり、おれは凍った。嘘だろ。どういうことだ。
いらっしゃいと言って出てきたのはハーフ顔の、しかし日本語を話す小柄な女。また女か。てことはこのオッサン何者だ。ネカマじゃねえのか。騙したな。
紹介する。妻のジュンコだ。
あの、ちょっといいすか。妻って、聞いてないんすけど、おれなんかが来ちゃって大丈夫なんすか。
大丈夫じゃなかったら呼ばないよ。大丈夫。妻は理解があるんだ。
理解って、あの、、。
珍しく挙動ってるおれはリビングに通された。うわ、庭付き。２５階に庭か。妻のジュンコが多分キッチンに消えた瞬間を見計らって、おれは小声でオッサンに言った。
どういうことっすか。奥さんいるって、社長、ゲイじゃないんすか。
ゲイだよ。
だったら奥さんってどういうことっすか。
ゲイは奥さんがいたらダメなの？
ダメでしょ。ゲイは男が好きな男なんじゃないんすか。てか何おれに説明させてんすか。
奥村君の、しゃぶらせてくれないか。
だから社長、もういいですって。悪ふざけはやめにしてください。おれなんでもするんで本当のことを言ってください。
だから本当だって。僕はゲイだけど、ジュンコはそれでもいいっていうから結婚したの。今日奥村君がここに来ることもジュンコには昨日の時点で話してある。カワイイ男の子を連れてくるけどいいね？って了解をとってあるんだ。何も問題ない。
そう、、なんす、か、、。まあだったら、いいっすけど、後から刺されるとか嫌っすよおれ。こう見えて揉め事嫌いなんで。
大丈夫。揉めたりしない。揉めようがない。僕が男とエッチすることをジュンコは理解してくれているんだ。
エッチっすか。おれ、今日社長とエッチするんすか。
言ってました。言いましたよ。無論、エッチも大丈夫なんすけどね、おれ、したことないんすよ。そういうの。
え、男と経験ないの。
ないです！！ひとりめはしょんべんちびるの見せただけだし、ふたりめは一方的にシコられてイッちゃったんすから。
まさか、今頃になってできないとか言わないよね。
言わないっす！！
